2013年7月31日水曜日

ラマオ君の毛刈り♪

ラマは、暑くなると自然に毛が抜けて夏毛になる動物と違い、

羊のように人間が毛を刈ってあげる必要があります。

毛刈り前
暑さを少しでも軽減してあげるために、先日ラマオ(オス)の毛刈りを行いました。

飼育員にとっては戦いでもあります。

なぜかというと、ラマ必殺技のツバ攻撃をしてくるからです。

(●`3´)・:∴・:∴・:∴・:∴ペッペペッ
毎年、毛刈り後の飼育員の体からはツバの酸っぱい臭いがただよってきます。

今年も覚悟して臨みました。


序盤からツバ攻撃。


最後の方は諦めたのか、あまりツバをはきませんでした。

毛刈り後
飼育員は無事に終了してホッとしました。

すっきりしたラマオ君に会いに来て下さいね。





2013年7月30日火曜日

さよならキナコちゃん

シロテテナガザルのキナコ(メス)が7月22日の休園日に福岡市動物園へと

お引越ししました。


当園では5頭のシロテテナガザルを飼育していましたが、

キナコにもっとのびのびと暮らしてほしいと思い、今回お引越しすることになりました。

キナコは、チャ(オス)とサツキ(メス)の子どもで、2009年7月6日に誕生しました。

オカユ(メス)の妹です。


やんちゃで元気いっぱいのキナコ。


輸送用の箱に入れるのは時間がかかるかもと覚悟していましたが、

意外とすぐに入ってくれました。


キナコは箱の中に入った後、落ち着いて旅立って行きました。

福岡市動物園でも元気に暮らしてね。





2013年7月29日月曜日

動物写真展が始まります!!

8月1日から9月29日まで、飼育員が撮影した動物写真展が始まります!

場所はスタディールームの中で、選りすぐりの写真を展示します。


普段なかなか見ることができない動物のしぐさや表情を撮影しているので、

必見です!



「おすすめ」、「ごはんなう」、「ねむい」、「どあっぷ」、「ぺろん」、「赤ちゃん」など、

テーマごとにご覧頂けるように集めました。




動物たちの写真をご覧になりながら、冷房が効いているスタディルームで、

涼んでみてはいかがでしょうか。

2013年7月27日土曜日

ホオジロカンムリヅルが産卵しました!

サバンナ園にはキリン、シマウマなどの他にもたくさんの動物が暮らしています。

その中に頭に冠をのせたようなホオジロカンムリヅルという鳥がいます。


生息地はアフリカ南部で、ウガンダの国鳥にもなっている鳥です。

サバンナ園の前には大きな池があり、その左側の石の上に巣を作り、

卵を2個産みました。

卵の色は薄いブルーでとてもきれいな色をしています。

メスは雨が降っても巣にうずくまり、抱卵します。



オスは巣のまわりをパトロールをしています。

飼育員が卵の状態を確認しようと巣に近づくと、卵を守ろうとして攻撃をしてきます。

パトロール中のオス
卵が無事にかえるといいですね♪








2013年7月15日月曜日

動物の熱中症対策?!

連日暑い日が続きますね。

人間も暑さに負けそうですが、動物たちも毎日暑そうです。


そこで、動物園では動物達が少しでも暑さを軽減できるように、

熱中症対策をしています。

ブタは水浴びが大好きなので、ホースを使って直接体に水をかけます。


アライグマもホースで展示場に水をまきます。


アルマジロは展示場に水を撒いた後、ひっくり返ってあおむけになり、

冷たい土をお腹にかけて涼んでいました。

これが・・・
こうなります
アルマジロと同じ場所にいるベニコンゴウインコたちは、シャワーの水が大好きです。


サバンナ園ではスプリンクラーが回っていて、動物達が自分で好きな時に水浴びが

出来るようになっています。

ダチョウのジュウベイ(オス)は頻繁にスプリンクラーの水を浴びて、


びしょ濡れになっています。



ペリカンもスプリンクラー近くで涼しそうです。


エミューも暑い日は自分からホースに向かっていきます。


みなさんも、暑さに負けずがんばりましょう!!











2013年7月14日日曜日

ヤマアラシの赤ちゃんオスメスどっち?

ヤマアラシの赤ちゃんは、6月16日に産まれてから生後1ヶ月経ちました。



雌雄判別は赤ちゃんのうちにしておかないと、針が飼育員の手に刺さってしまい、

判別どころではなくなってしまうので生後1ヶ月以内で行うようにしています。

今回は1頭で夏産まれの赤ちゃんだったからか、2頭産まれたときよりも成長が早く、

飼育員が抱っこできるギリギリの大きさでした。


抱き上げる時は革の手袋を着用します。


飼育員が抱っこをしている間に、獣医さんに調べてもらいます。


結果は・・・・・


男の子でした!


今回の赤ちゃんは男の子らしく強気で、こちらが近付かなくても赤ちゃんの方から

おしりを向けて威嚇、攻撃してきます。

親と比べると針の長さはこんなに違うんです。


左が親、右が赤ちゃんの針

愛称募集も行う予定ですのでみなさまお楽しみに-!!


















2013年7月11日木曜日

ニホンザルの赤ちゃん元気に育っています!

前回のブログで紹介した6月11日に産まれた赤ちゃんはお母さんのお腹から

離れて1人で遊ぶようになりました。

まだまだ心配なお母さんは赤ちゃんが遠くへ行かないように常に見守っています。


赤ちゃんは他のサル達が食べているご飯に興味を持ち、

エサをくわえたりしますが、歯が生えてくるまでは食べることができません。

「なんだこれは?!」
「硬くて食べられないよ」
6月15日生まれの赤ちゃんは少しずつ、お母さんのお腹を離れる時間が

でてきました。


でもやっぱりお母さんだいすき(・ω・*)

かわいい赤ちゃんのおサルさん、観察してみて下さいね。

ポリポリ・・・




2013年7月7日日曜日

今日は七夕!

7月7日は七夕です☆

みなさんはどんなお願い事を短冊に書きましたか?


どきどきハンズオンのモルモットさんとみなさまの願いが叶いますように(。・ω・。)

モルモット一同お待ちしておりまーす♪

ジュズカケバトの赤ちゃん成長記

5月14日に孵化したジュズカケバト(数珠掛鳩)の赤ちゃんは、

お母さんと同じくらいの大きさまで立派に成長しました。

ジュズカケバトは、SL横のウズラやクジャク等と混合飼育しています。



お母さんは木の洞穴を利用して抱卵していました。

過去にブログで紹介してきたアヒルやヒヨコと違い、赤ちゃんの時は

羽根がほとんど生えていません。



生後2週間はお母さんから食べ物をもらい、すくすくと成長します。

ここから約3週間もすると、羽根も生えそろい、飛べるようになります。


まだ羽根の外側にくるくると若い羽根が残っています。

手前がヒナで奥がお母さん
ジュズカケバトの名前の由来は、首の後ろの黒い模様が数珠をつけているように

見えることからつきました。

大きさはもうお母さんとほとんど変わりませんが、

まだ名前の由来でもある首の後ろの数珠模様は出ていないです。

もうしばらくするときれいな模様が出るでしょう。

ウズラ舎に立ち寄ったときは、ぜひ赤ちゃんを探してみて下さいね!







2013年7月4日木曜日

みんな集まれ!カブトムシ教室!

去年大好評だった「カブトムシ教室」を今年も行います!


7月6日(土)から、どきどきハンズオン前のカブトムシ展示場の中でカブトムシを観察したり、

ふれあいながら飼育員の説明を聞くことができます。



今年はなんと去年使用したカブトムシ展示場の中に落ち葉や腐葉土を入れ、

その中でカブトムシの繁殖を試みました。

幼虫
さなぎ
幼虫からさなぎになり、順調に成長しています。

成虫
7月になり、ちょっとずつ早起きのカブトムシが出てきているので、

これからたくさんのカブトムシが見ることができるでしょう。

夏休みの自由研究にもいいですね。


みなさんぜひ遊びに来て下さい!

2013年7月3日水曜日

サルの赤ちゃんが産まれました

今年もニホンザルに赤ちゃんが誕生しました!


6月11日、母親のコスリは3歳で初めての出産でした。

赤ちゃんは男の子です!


 6月15日に生まれた赤ちゃんのお母さんは7歳のコヤスです。

2回目の出産で子供はこちらも男の子。

ニホンザルは早朝に出産をするので、朝見に行った時にはすでに産まれている

ことがほとんどです。

産まれたばかりの赤ちゃんはまだ胎盤やへその緒がくっついている状態でお母さんの

お腹にしっかりとくっついています。

産まれた赤ちゃんはお母さんより毛の色が濃いので、わかりやすいです。

是非、望遠鏡・望遠カメラを持ってニホンザルの赤ちゃんを探してみて下さい!