2012年11月28日水曜日

日本鶏マニア必見!天然記念物のニワトリたくさんいます

ニワトリが東南アジアで家畜化されたのは古墳時代の少し前と考えられていますが、

その後、明治維新までの千数百年の間に、西欧からの外来種の交配を受けずに

成立したのが日本鶏で、17種が天然記念物に指定されています。

日本鶏は、世界の鶏愛好家から非常に珍重されているだけでなく、

学問上でも貴重な存在になっています。

当園ではその中の天然記念物13種と、特別天然記念物1種の日本鶏を飼育しています。



特別天然記念物
土佐のオナガドリ(11月12日撮影)

天然記念物
烏骨鶏【ウコッケイ】(11月12日撮影)
薩摩鶏[サツマドリ】(11月12日撮影)

小国鶏【ショウコク】(11月12日撮影)

【トウマル】(11月12日撮影)

声良鶏【コエヨシ】(11月12日撮影)
鶉尾【ウズラオ】(11月12日撮影)
尾曳矮鶏【オヒキチャボ】(11月12日撮影)

矮鶏【チャボ】(三色碁石 サンショクゴイシ)(11月12日撮影)

矮鶏【チャボ】(碁石 ゴイシ)(11月12日撮影)

矮鶏【チャボ】(猩々 ショウジョウ)(11月12日撮影)


軍鶏【シャモ】(11月12日撮影)

比内鳥【ヒナイドリ】(11月12日撮影)
黒柏鶏【クロカシワ】(11月12日撮影)

河内奴鶏【カワチヤッコ】(11月12日撮影)

地鶏【ジドリ】(11月12日撮影)

採卵・採肉用の産業鶏が主流を占めている今、

日本鶏の飼育者も少なくなり、絶滅のおそれもあるので当園では、

収集、飼育展示するとともに、日本鶏の維持保存にも力を入れています。

なかなかこれだけたくさんの日本鶏を一度に見ることができる場所は少ないので、

ぜひ日本の美しい鶏を見にきてくださいね。


※他に日本鶏が多く飼育されている園は、埼玉県にある

「狭山市立智光山公園こども動物園」と、

富山県にある「富山市ファミリーパーク」です。













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