2013年6月30日日曜日

ヤマアラシの赤ちゃんが産まれました!

インドタテガミヤマアラシの赤ちゃんが、6月16日(日)に産まれました。



朝、飼育員が室内の扉を開けると、小さな塊が動いていました。

お母さんのナデシコは当園に2009年に来園してから

7頭の赤ちゃんを産んで、無事に育てました。

お父さんのヤマトと相性ピッタリのおしどり夫婦です。

生後2日目の赤ちゃん
今回産まれたのは1頭。


赤ちゃんは生後3日目くらいから、もう親と同じエサを口にし始めます。

ヤマアラシは怒るとブーブーと声をあげ、後足をふみならしながら、

針を逆立て「ガサガサ」と警戒音を出します。

それでも退かない時は後ろ向きのまま敵に向かっていきます。

ヤマアラシの針
針先がかぎ状になっていて、刺さるとなかなか抜けず、

死に至る場合もあるそうです。

そんな怖い一面もあるヤマアラシですが、赤ちゃんの時から防御行動をします。

親の威嚇と違い、迫力がなく、全然怖くないのですが、赤ちゃんは必死に

「タンタン」と足踏みをして音を立てながらお尻を向けて向ってきます。


担当者は毎日掃除している時にお尻を向けられるそうです。

思わず顔がほころんでしまいますね。


インドタテガミヤマアラシは国内でも飼育している動物園が少なく、

東京で見ることができるのは羽村市動物公園のみです。


親子にぜひ会いに来て下さいね。


※親子は、寝室と展示場を自由に出入りしていますが

  ご覧いただけない事がありますのでご了承下さい。





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