2007年10月4日木曜日

動物との距離

この写真と同じことは絶対にまねしないでくださいね。





 
 
 
 
 
 
今日はみなさんにお願いがあって、この写真を撮影しました。
お願いとは動物との距離を守ってほしいということです。
  
「動物園に来たら動物を近くで見たい!」
「自分の方を向いてもらいたい!」
と、いう気持ちはよくわかります。
  
でも、動物園にいる動物は動物園で飼われているとはいえ、やはり野生の動物なのです。
むやみに手を出したり、近づいたりすることは危険です。
  
ここの写真にのせた動物はシロテテナガザルといいます。
名前のとおり「手が長い」のが特徴です。
実際に定規を当てて長さを測ったわけではありませんが、70cmぐらいあるんじゃないでしょうか?
  
しぐさや表情が人に似ていたり、可愛いので花壇の上に上り手を差し出したり、
パンフレットや玩具を振ったりしている姿をよく目にします。
最近は携帯電話で写真を撮ろうとして、身を乗り出してる人もいますが危険です。
  
もっと怖いのが・・・
小さな子供さんを緑の柵に座らせてシロテテナガザルを見ている人です。
動物が突然手を伸ばして服や腕などを掴んだ場合、驚くような力で引っ張ってきます。
そうすると、せっかく楽しみできた動物園で思わぬ事故や怪我の元となってしまいます。
  
緑の人止め柵と花壇は、人と動物との安全な距離を保つ為に設置をしてあります。
近くで見たい気持ちをぐっと抑えて、花壇に上ったり、緑の柵まで身を乗り出したりせず、
安全な距離を保って動物を見るようにしてください。お願いします。
  
あと、余談になりますが花壇の花はその担当者が一生懸命世話をしています。
踏む気はなくても、花は弱いのでいたんでしまいます。大事にしてください。
  
投稿者:XT660X

0 件のコメント: