2012年11月30日金曜日

もみじでしおりを作ろう!

寒い日が続き、園内の通路に落ち葉のじゅうたんができました。

さてここでイベントのお知らせです。

園内のもみじや落ち葉を使ってしおり作りをしてみませんか?

乾燥させたもみじ(11月30日撮影)

日  時: 12月2日(日)・12月16日(日)

時  間: 11:00~12:00
      
         14:00~15:00

場  所: スタディールーム

参加費: 無料(入園料のみ)

動物病院前のもみじ(11月29日撮影)

持ち物は特にありません。職員が集めて乾燥させたもみじや落ち葉を使います。

材料、道具などはすべてこちらで用意いたしますのでお気軽にご参加ください。

お待ちしてます!





2012年11月28日水曜日

日本鶏マニア必見!天然記念物のニワトリたくさんいます

ニワトリが東南アジアで家畜化されたのは古墳時代の少し前と考えられていますが、

その後、明治維新までの千数百年の間に、西欧からの外来種の交配を受けずに

成立したのが日本鶏で、17種が天然記念物に指定されています。

日本鶏は、世界の鶏愛好家から非常に珍重されているだけでなく、

学問上でも貴重な存在になっています。

当園ではその中の天然記念物13種と、特別天然記念物1種の日本鶏を飼育しています。



特別天然記念物
土佐のオナガドリ(11月12日撮影)

天然記念物
烏骨鶏【ウコッケイ】(11月12日撮影)
薩摩鶏[サツマドリ】(11月12日撮影)

小国鶏【ショウコク】(11月12日撮影)

【トウマル】(11月12日撮影)

声良鶏【コエヨシ】(11月12日撮影)
鶉尾【ウズラオ】(11月12日撮影)
尾曳矮鶏【オヒキチャボ】(11月12日撮影)

矮鶏【チャボ】(三色碁石 サンショクゴイシ)(11月12日撮影)

矮鶏【チャボ】(碁石 ゴイシ)(11月12日撮影)

矮鶏【チャボ】(猩々 ショウジョウ)(11月12日撮影)


軍鶏【シャモ】(11月12日撮影)

比内鳥【ヒナイドリ】(11月12日撮影)
黒柏鶏【クロカシワ】(11月12日撮影)

河内奴鶏【カワチヤッコ】(11月12日撮影)

地鶏【ジドリ】(11月12日撮影)

採卵・採肉用の産業鶏が主流を占めている今、

日本鶏の飼育者も少なくなり、絶滅のおそれもあるので当園では、

収集、飼育展示するとともに、日本鶏の維持保存にも力を入れています。

なかなかこれだけたくさんの日本鶏を一度に見ることができる場所は少ないので、

ぜひ日本の美しい鶏を見にきてくださいね。


※他に日本鶏が多く飼育されている園は、埼玉県にある

「狭山市立智光山公園こども動物園」と、

富山県にある「富山市ファミリーパーク」です。













2012年11月17日土曜日

新童話ランド作成中!

現在、童話をテーマとした施設、第5弾としてブレーメンの音楽隊を作成中です。

ロバのアヤメ(メス)の展示場に設置するオブジェを作っています。

製作名人福島飼育員(10月8日撮影)

初めに発砲スチロールをつなぎ合わせ、動物の形に削っていきます。

製作の様子(10月8日撮影)

福島飼育員を中心に、手の空いた職員も手伝って作っています。

ロバ
イヌ
ネコ
ニワトリ

まだイメージしにくいと思いますがこれから布を何重にも貼り付け、

色を塗ると完成です。

布を貼ったロバ

東京コミュニケーションアート専門学校のみなさんにも協力してもらっています。

生徒さんは学校で、製作に取り組んでいます。

みなさまお楽しみに!!


2012年11月15日木曜日

オオカミ冬支度

すっかり寒くなってきましたね。当園の動物達も冬の用意を始めました。

今年からシンリンオオカミのオーク(オス)の展示場に

保温ランプを取りつけました。

通常、シンリンオオカミは寒い地方に暮らしている動物ですが、

オークは17歳と高齢(飼育下の平均は15歳と言われています)で、

動けなくなったりすることがあり、

今年から展示場にも温かいランプを取りつけました。

そこが気に入ったのか、よくその下にいます。

温まっているオーク(11月11日撮影)
ランプの下に乾草も敷いてみました。

晴れている午前中は、ランプの下ではなく、日のあたる温かい場所でお昼寝してい

ることもあります。

午前中はよくここで寝ています(10月20日撮影)
オークはファンも多く、当園の人気者です。

長生きしてほしいですね。

起きていると近くまで来てくれることも?!(10月20日撮影)



2012年11月8日木曜日

立派になったトナカイの角

トナカイのチョッパー(オス)の角が立派になりました

立派な角になったチョッパー(11月8日撮影)

今回の長さはなんと93cm(6月25日測定)!



角が伸びきるまでは、袋角といい、柔らかい皮膚に覆われています。


袋角(6月25日撮影)
その後、角が立派に成長すると、表面の皮膚状の物は、

トナカイが硬い木などに擦りつけたりして、はがれます。

角の表面がはがれ落ちている様子(9月8日撮影)
7月14日に誕生日を迎え、6歳になったチョッパー。

トナカイの寿命は約15年と言われています。

これからクリスマスになると、大忙しですね。

トナカイのオスの角は、普通クリスマス前には落ちてしましますが、

チョッパーは昨年のクリスマスまでには落ちず、なんと今年の2月に落ちました。

さて、今回の立派な角はいつまで残るでしょうか?!

トナカイ舎前にはクリスマスの時期にリースを飾る予定ですので、

お楽しみに!

チョッパーは人が大好きで名前を呼ぶと、近くまで寄ってきてくれることがあるので、

当園にお越しの際はぜひ声をかけてあげて下さいね。