2012年9月22日土曜日

動物慰霊祭を行います

9月23日(日)、動物愛護週間(9月20~26日)記念行事として、

動物慰霊祭を行います。


 慰霊祭の様子(昨年9月23日撮影)

動物慰霊碑(昨年9月23日撮影)

この行事は、動物公園内で死亡した動物や餌となった動物の慰霊と共に、

慰霊の機会が少ないと思われる、一般家庭で死亡した動物の慰霊を同時に行うものです。


動物慰霊祭

場所・・・動物慰霊碑前

時間・・・11時~(約30分間)

※小雨決行、雨天スタディーホール

当日は自由参加で、一般の方の中から抽選で5名様に、用意した玉串を奉天して頂きます。

慰霊祭への参加費は無料(入園料は必要)です。

ぜひ、ご参加ください。

2012年9月17日月曜日

敬老の日特集!

9月17日(月)敬老の日にちなんで、

高齢の動物たちを特集します。

まずは今でもファンが多い、

シンリンオオカミのオーク(オス)17歳。

シンリンオオカミの平均寿命は、飼育下では15歳くらいで、

野生では8から10年とと言われています。

1995/4/24生まれ

日本でも数園しか飼育していないカラカルのカラ(オス)。

カラは1998年来園していて、14歳以上になります。

飼育下での寿命は17年くらいと言われています。

1998来園
シロオリックスのテイスティー(オス)15歳。

平均寿命は15から20年程度と言われています。
1997/12/22生まれ


タヌキのタヌ(メス)9歳。

平均寿命は10年前後と言われています。
2003/5/1生まれ


モルモットのまりも(メス)7歳。

平均寿命は6年から8年と言われています。

どきどきハンズオンで触ることができます。

2005/10/11生まれ


フラミンゴの長老、ミンごろう(オス)。

1958年に東京都恩賜上野動物園に来園し、当園には2003年にやってきました。

フラミンゴの平均寿命は40年くらいと言われていて、

ミンごろうは54年以上も生きているのでかなり高齢です。

もしかすると日本一かもしれないですね。

1958年 東京都恩賜上野動物園に来園


ニホンザルのユカ(メス)28歳。

ニホンザルの平均寿命は20年から25年と言われています。

1984/7/22生まれ

ポニーのクリ(オス)28歳とイクラ(メス)30歳。

ウマの平均寿命は20~25年といわれているので、ポニーもそれとほぼ同様と

考えてもクリとイクラは長寿だと思われます。
イクラ、1982/4/1生まれ

クリ、1984/4/1生まれ

おまけ

シルバーさん達もがんばっています。

管理のシルバーさんは園内の植物の管理、大工仕事、掃除など、

様々な業務をしていて、とても頼りになります。
管理の永井さん
管理の菊地さん
飼育のシルバーさんは若いスタッフに負けずに動物たちの世話をしています。

左から飼育の須田さん、管理の田村さん
飼育の上田さん

最後に、来年64歳になる、いろいろなことをがんばっている園長。

園内のお花は、園長や管理のみなさんのおかげできれいに

元気いっぱい咲いています。


園長

ここで紹介した動物たち(ヒトも含め)を探してみるのも面白いかも

しれませんね。

園長やシルバーさんを見かけたらぜひ声をかけてください。

園内の面白い話が聞けるかもしれません。





2012年9月15日土曜日

世界最小のアヒル「コールダック」がやってきた!

9月10日に、新フラミンゴ展示場に「コールダック」が仲間入りしました。

フラミンゴ展示場にやってきました(9月10日撮影)
この小さくてかわいいアヒルはマガモを改良したもので、

イギリスが発祥の地とされ、最初は野生のカモをおびき寄せるための囮(おとり)

として利用していたようです。

近年ペット用として育てられることが多くなっていますが、

普通に見ることはなかなかありません。


羽の色は色々な物があり、当園にやってきたのはホワイトのメス二羽と

ブラウンのオスが一羽です。


泳ぐのが大好きです(9月10日撮影)


通常のアヒルはメスが4kg前後でオスが5kg前後なのに対し、

コールダックはメスが450~570gで、オスが570~680gで、

世界最小のアヒルと呼ばれています。


コールダックです(9月10日撮影)

園内には普通のアヒルも展示しておりますので、

大きさを比べてみると面白いかもしれませんね。

アヒル(6月7日撮影)
展示場には小さな滝や流れもあり、清潔で自然な展示場になっており、

来年の春の繁殖に期待です。



フラミンゴ展示場の前を通った際は、この小さくて可愛いアヒルを

ぜひ探してみて下さいね。

2012年9月10日月曜日

完成!新フラミンゴ展示場

フラミンゴの新しい展示場が完成しました。

新しい展示場(7月25日撮影)
以前フラミンゴがいたのは日本池の奥で、お客様からは離れた場所で

展示していました。

ハクチョウの奥にいるフラミンゴ(7月25日撮影)

もっと近くでお客様に見ていただけるように、職員総出でじゃぶじゃぶ池を改装して、

展示場を手作りしました。

園長(6月18日撮影)
園長も率先して作業します。


副園長と永井さん(6月18日撮影)
飼育長の田中さん(6月18日撮影)


完成後、8月27日(月)の休園日に、フラミンゴを新しい展示場に移動させました。

フラミンゴを移動させているところ(8月27日撮影)
気に入ってもらえるかドキドキしながら展示場へ放します。

フラミンゴを放すところ(8月27日撮影)
移動したチリーフラミンゴ(8月27日撮影)

来年度、大きいビオトープを作る予定ですが、試験的に小さなビオトープ

を作ったところ、入れたメダカはすぐ繁殖し、トンボが飛んできてヤゴも産まれています。


手前がビオトープです(8月27日撮影)

来春のフラミンゴの繁殖を目指していきたいと思っています。

繁殖に期待です!(8月27日撮影)
ご長寿‘ミンごろう’さんもご満悦?!(8月27日撮影)
ミンごろうさんは敬老の日特集でします!

将来はチリーフラミンゴ以外に、ヨーロッパフラミンゴ、ベニイロフラミンゴなども

同居する予定ですので、お楽しみに!

2012年9月4日火曜日

ヤマアラシ赤ちゃん名前決定★☆

インドタテガミヤマアラシの赤ちゃんの名前が決定しました。

エサを食べる2匹の赤ちゃん(8月23日撮影)
今年の7月7日に産まれた双子のオスとメスなので、

オリヒメ(メス)とヒコボシ(オス)に決定しました。

エサを食べる親子(8月23日撮影)

赤ちゃんは、暑い日は木陰で親と一緒にお昼寝をしています。

寝ている事が多い赤ちゃんですが、

活発に動き回る様子を見ることができる時間があります。

平日10:45~ヤマアラシのフィーデイングタイムがあり、

飼育員の説明を聞きながらご飯を食べる姿を見ることができます。


かわいいヤマアラシの赤ちゃんに会いに来て下さいね!